書籍情報

21世紀のスキル 問題解決とイノベーションの作法"

技術 創造 イノベーション 問題解決

21世紀のスキル 問題解決とイノベーションの作法

著者 小宮山邦彦
定価 2,000円+消費税
ISBN 978-4-904842-36-2 C2034
形式 A5判 224頁

 コマツの『建設機械』は「ダントツ製品を作ろう」の創造的な問題解決から始まった。技術のトップ時代に「それならこうしたら」のイノベーションへの挑戦と解決プロセスを身に着ける重要性を説いた一冊。不動産取引上の問題解決にも活用できる。

元小松製作所取締役専務である著者が自身の経験を元に技術イノベーションへの挑戦と解決プロセスを身に着ける重要性を説いた一冊。全13章から構成される本書では、思考方法としての問題解決力、解決に至るまでの具体的なプロセスなどを図表を数多く用いながら解説している。

はじめに

I.問題解決の作法

第1章 問題とは何か?
1.問題とは?
2.問題の要素
3.問題の種類分け
補足)設計問題について

第2章 問題解決の基礎
1.問題解決の基礎
2.問題の表現
3.問題を解くためには知識の構造化が大切
コラム:スキーマとチャンク、チャンキング

第3章 問題の解決
1.問題解決の行為
2.類推(アナロジー)という方法
コラム:物事の言い回しから類似性の構造を見つける
3.「ひらめき」による問題解決
付)表現をどう発想するか
4.問題解法のまとめ
1構造の理解しやすい問題の解法
2構造の理解しにくい問題の解法

第4章 問題を解いてみる
1.与えられた条件に対して規則を適用して解を得る方法
2.スキーマの活性化による問題の表現での解法
3.類推(アナロジー)による表現
4.構造の理解しにくい問題

第5章 私たちの考え方はどういう癖を持っているのか?
1.バイアスの代表例
2.マインドセット
3.対象物の機能に固執する
追補:手順を考える一般的なプロセス
追補2:ランダム試行錯誤―詰将棋の例

II.イノベーションの作法

第6章 イノベーションとはなんだろう

第7章 問題の発見
コラム:アブダクション―仮説と発見の論理

第8章 イノベーションの問題にチャレンジする前に
1.科学と技術
2.グランツバーグの法則
3.世界の科学技術の発展と日本の近代化における科学技術
4.世界の現状
5.農業技術の歴史
6.これからのイノベーションを考えるために
7.科学技術基本法
8.これからの課題

第9章 創造的な問題解決
1.創造のプロセス
2.発想とは?
3.発想のプロセス
4.孵化期間の意味
5.創造する人は発想する人でもない、答えを見つける人だ
コラム:創造性に関する4つの視点
コラム:アイディアの作り方(ジェームス・ヤング)

第10章 イノベーションと発明
1.発明とイノベーション
2.グローバル・イノベーション・インデックス
3.市場を構成する人
コラム:イノベーションの5つの力

第11章 技術的な問題の革新的な解決法
1.TRIZ
2.相反と矛盾
3.プロセス
4.TRIZの要素
付1)TRIZにおけるパラメータ
付2)矛盾マトリクス
付3)40の発明原理
付4)40の発明原理の概略
コラム:インサイド・ボックス
コラム:オズボーンのチェックリスト法
コラム:複眼思考というものの見方

第12章 設計問題に特化したTRIZ
具体例の話1:エンジン
具体例の話2:焦げ付かない鍋
具体例の話3:手回し充電ラジオ

第13章 チャレンジするジャングル(イノベーションの世界)
1.ムーンショットとルーンショット
2.日本におけるムーンショット型研究開発制度
コラム:科学と方法―偶然とは

第14章 北極星

あとがき
図表一覧
参考文献リスト