「プロップテックがもたらす変化と今後の不動産ビジネス方向性」不動産業の新ビジネス到来「プロップテック(PropTech)」不動産売買仲介編
著者 | 桜井 駿(株式会社デジタルベースキャピタル代表パートナー) |
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定価 | 20,000円(税込) |
不動産業界は IT の活用やオンライン化が進み、取引決済の非対面化や電子化に移行しつつあります。
同時に IT 業界では、急激にスタートアップ企業が増えています。
不動産仲介・建築会社といった枠組みを超えた<衣食住にかかわる現実の新市場やサービスの新しいビジネスモデルを構築していくチャンスです。
講師には PropTech 特化型ベンチャーキャピタルを運営し、スタートアップへの投資・育成している桜井駿氏(ベンチャーキャピタル会社代表パートナー)に、三回シリーズ(不動産売買仲介、賃貸仲介・管理、不動産開発・建築)でプロップテックがもたらす変化と今後の不動産ビジネスの方向性と取り組み方を解説します。
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本教材は「不動産売買仲介編」の他に、「賃貸仲介・管理編」「不動産開発・建築編」を含めたシリーズのひとつとなっております。
1.プロップテック(PropTech)とは
土地・建物(Property) と最新技術(Technology) を掛け合わせたのが『プロップテック(PropTech)』 で、Fintech の不動産版。
(1)PropTech の定義、 成り立ち
①1998 年不動産、物件情報の「オンライン」
②2008 年「マーケットプレイス」シェアエコノミー中心のマッチィングサービス
③2020 年「トランザクション」資産、在庫を持つ実需、実取引への参入
(2) 国内外のスタートアップ、 投資家の動向
2.PropTech のサービス類型
①IT 活用の不動産関連サービスを個人・法人向けに何をどのようにして事業にしていくのか。
②不動産会社が使えるIT ツール等がもたらす事業を国内外の事例をわかりやすく解説。
(1) どのようなサービスが存在するか
(2) 注目されるビジネスモデル
(3) スタートアップにおける課題と不動産会社のチャンス
3.PropTech がもたらす変化
「暮らし」は不動産の観点では住宅領域であり、その延長にStay(過ごす)の一時滞在。
「働く」は商業不動産領域であり、オフィス・店舗・ショッピングモール・倉庫といった場所・不動産が不可欠。
PropTech が対象とする「不動産」は、エンドユーザーにとって「暮らし」や「働く」の中にあるさまざまな目的を実現する手段。
(1) 不動産情報、 データの取り扱い
(2) 消費者起点の規制改革
(3) 大手企業、 中堅 ・ 中小企業、 スタートアップの連携と棲み分け
4.不動産売買分野の PropTech
エンドユーザーの多様化による売買ビジネスへの取組み方
(1) 国内外の取組事例
(2) 仲介業の本質と優位性、 業務フローの変化
(3) 地域企業にもたらされる機会