「プロップテックがもたらす今後の不動産ビジネスとは何か」不動産業の新ビジネス到来「プロップテック(PropTech)」賃貸仲介・管理編
著者 | 桜井 駿(株式会社デジタルベースキャピタル代表パートナー) |
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定価 | 20,000円(税込) |
不動産、建設、金融などリアル市場を対象に新しいビジネス。
『プロップテック(PropTech)』で、Fintech の不動産版として、
<衣食住にかかわる ①個人・法人向け不動産関連サービスや ②ITを活用した不動産事業者向けツールの活用による新しいビジネスモデルを構築>
していくこで事業機会が誕生しています。
今回は「賃貸仲介・管理編」としての課題として抱えている
①不動産賃貸管理業務の効率化(物件、契約、オーナー・顧客・入居者)②賃貸仲介営業業務を効率化 ③賃貸仲介・管理の周辺ビジネスサービス等の解決手法を事例で紹介しています。
講師には PropTech 特化型ベンチャーキャピタルを運営し、スタートアップへの投資・育成している桜井駿氏(ベンチャーキャピタル会社代表パートナー)に、三回シリーズの第二回目としてプロップテックがもたらす変化と今後の不動産ビジネスの方向性と不動産「賃貸仲介・管理」業界のビジネスチャンスへの取組み方を解説して頂きます。
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本教材は「賃貸仲介・管理編」の他に、「不動産売買仲介編」「不動産開発・建築編」を含めたシリーズのひとつとなっております。
1.プロップテック(PropTech)とは
土地 ・ 建物 (Property) と最新技術 (Technology) を掛け合わせたのが 『プロップテック(PropTech)』 で、 Fintech の不動産版。
2.PropTech のサービス類型
①IT 活用の不動産関連サービスを個人・法人向けに何をどのようにして事業にしていくのか。
②不動産会社が使えるIT ツール等がもたらす事業を国内外の事例をわかりやすく解説。
(1)どのようなサービスが存在するか
(2)注目されるビジネスモデル
(3)スタートアップにおける課題と不動産会社のチャンス
3.PropTech がもたらす変化
「暮らし」は不動産の観点では住宅領域であり、その延長にStay(過ごす)の一時滞在。
「働く」 は商業不動産領域であり、 オフィス ・ 店舗 ・ ショッピングモール ・ 倉庫といった場所 ・ 不動産が不可欠。
PropTech が対象とする 「不動産」 は、エンドユーザーにとって 「暮らし」や 「働く」 の中にあるさまざまな目的を実現する手段
(1)不動産情報、 データの取り扱い
(2)消費者起点の規制改革
(3)大手企業、 中堅 ・ 中小企業、 スタートアップの連携と棲み分け
4.不動産売買分野の PropTech
エンドユーザーの多様化による管理・仲介ビジネスへの取組み方
(1)国内外の取組事例
成約賃料データベース
マーケットプラットフォーム
家具家電のサブスクリプションサービス
(2)仲介業の本質と優位性、 業務フローの変化
(3)地域企業にもたらされる機会
特定の地域、顧客層に特化したコンサルティング企業
5.不動産賃貸・管理業のPropTechと新たなビジネス
(1)国内外の取組事例
①サブリース、借り上げ型モデル
②賃貸、管理効率化ソリューション
③一気通貫オンライン仲介の衝撃
④SNS、Fintech等による「集客」機能の多様化と顧客データの蓄積
(2)プレーヤー型モデルの可能性
①実需を抑えた金融事業への展開
②物件データと顧客データ蓄積による民間インフラ化
(3)賃貸仲介・管理業のビジネス機会
①加速する特化型ビジネス
②一括管理プラットフォームの台頭
(4)地域企業にもたらされる機会
①特定の地域、顧客層に特化したコンサルティング企業