第１章　契約不適合責任（瑕疵担保責任）
第１節　契約不適合（瑕疵担保）改正総論
(1)改正民法が契約不適合責任に変わったことで、影響を受ける売買契約書の契約条項とは？
(2)改正前の瑕疵担保の考え方
(3)契約不適合と瑕疵担保の考え方とはどのように違うのか？
第２節　契約不適合責任の権利行使の期間制限
(1)瑕疵担保とどこが違う？なぜ変更された？
第３節　商法の目的物検査義務および適時通知義務
(1)商法の目的物検査義務は残るので、日常の業務で注意すべき特約とは？
第４節　改正民法の契約不適合責任を変更する特約は有効か？
(1)契約不適合責任を全く負わないと言う特約は有効？
(2)売主が契約不適合責任を負うのは「引渡し後３ヶ月に限る」という特約は有効？
第５節  知って告げざりし契約不適合（瑕疵）とは？
(1)契約条文にどのように入れるか？入れる実務上の意味？
第６節　売主が非宅建業者の場合のオリジナル契約条項
第７節　宅建業法４０条（契約不適合特約制限）の改正
(1)業者が売主だと、公簿売買・実測売買はできなくなる？
第８節　品確法の適用がある場合
(1)改正民法で瑕疵が「契約不適合」に変わったのに、品確法では民法改正後も「瑕疵」が使われるのはなぜか？
(2)新築建売の売買契約書の契約不適合責任条項はどう作ればよいのか？
第９節　履行確保法の特約
(1)新築建売の売買契約書の履行確保法の特約はどう作ればよいのか？
第１０節　売主が宅建業者の場合のオリジナル契約条項

第２章　債務不履行解除と損害賠償（違約金）
(1)契約違反による解除・損害賠償（例えば、売買代金の２０％の定額違約金）を契約不適合でもみとめるべきか？
(2)契約違反（例えば、売主が移転登記をしない、買主が残代金を払わないこと）による解除と違約金（売買代金の２０％）を契約不適合
　責任に適用すべきか？