宅建業者のための民法改正ガイドブック ―不動産取引に役立つ契約書改定のポイント
売買・賃貸借契約などの民法(債権法)が改正され、2020 年4 月1 日から施行されました。改正によ...
詳しくはこちらHOME > 教材情報 (オンライン教材) > 用地仕入れとトラブル対処法~ 接道・境界・埋設物・近隣対策などの注意点を解説 ~
著者 | 立川 正雄(弁護士) |
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定価 | 25,000円(税込み) |
用地仕入れは大きな投資であり、慎重かつ計画的に進めることが重要です。プロの助言を得ながら、法的・技術的な調査を行い、潜在的なトラブルに備えることが成功への鍵となります。
近時、土地売買が活発になり、用地仕入れが難しくなっています。全く問題のない土地が少なくなっている中で、どのような場合に用地仕入れのチャンスがあるか?
また、各案件での処理の注意点(接道・境界・埋設物・地耐力等)を取り上げて詳しく解説します。
用地仕入れに関する各案件での処理の注意点(接道・境界・埋設物・地耐力等)を取り上げて詳しく解説します。
第1部 用地仕入れのチャンス
どのような場合に、用地仕入れのチャンスがあるか?各案件での用地仕入れ実現への方法と注意点
・相続案件・共有案件・空家案件・任意売却案件・破産案件
・借地と底地の共同売却案件
第2部 道路付け(接道・通行権)
・上下水管の埋設
・前面に2項道路があれば建売・アパート用地として仕入れて大丈夫か?
・前面に道路位置指定がある場合は?
・通行権確保の方法(道路共有持分取得・通行地役権・賃貸借、使用貸借契約・通行承諾)
・破産した会社・解散した会社・行方不明者・相続人のいない私道(位置指定道路)の取得方法
・4区画分譲の私道権利調整
・前面私道の持分がない(上下水管を埋設したい)
・仕入れの売買契約の特約(売主の承諾取得義務の特約)
第3部 境界争い・境界の確定
・境界の調査(隣地所有者が行方不明の場合の測量のための隣地立ち入りはどのようにすればよいか?-民法改正)
・どこまで隣地の立会・境界承認が必要か?-全筆測量
・境界確定の方法(どんな場合に筆界特定が有効か?裁判が必要な場合とは?)
第4部 埋設物
・地中埋設物はどの程度で建売用地売買の瑕疵になるか?
・埋設物が発見された場合の特約
・トラブル実例
第5部 地耐力
・軟弱地盤の処理・対応
第6部 事故物件(自殺・殺人事件)
・自殺、殺人事件と建売等の契約不適合(何年前の自殺まで告知義務があるか?-ガイドライン)
・どのような事故物件でないことの特約をすれば、万が一のリスクを回避できるか?-特約例
第7部 近隣問題
・北側の土地が低い場合の日影規制
・目隠し
・距離保持義務(50センチ空ける義務)
・近隣の問題行動を起こす人